実家を売却する前に片付けは必要？解説します！

「実家の売却を検討している」
「売却前に片付けをする必要はあるのかな」

このようにお考えの方も多くいらっしゃるでしょう。

今回は、実家を売却する前に片付けの必要はあるかを解説します。

売却前に実家を片付けることで、より高く売却できる可能性があります。
その理由を2点紹介します。

1点目は、掃除をすることで内見の際に広く見えるためです。
物件を購入する際は、基本的に内見をしてから購入します。
その際に、家具や家財道具が置いたままだと狭く感じてしまい、売却まで時間がかかってしまうことや、売れないことがあります。

自分が物件の買主になることを想像するとイメージしやすいと思います。
使い込まれた家具、先祖の遺影等、前の住人の生活感があふれる日用品がそのまま残っていると、新生活をイメージしにくいだけでなく、その物件に良いイメージを抱かないでしょう。

また、物件の紹介サイトなどに掲載される写真などでも、狭いという印象や圧迫感があるように見えてしまいます。
サイト上で良いイメージを抱かなければ、内見にさえ辿り着かないかもしれません。
こういった事態を避けるために、実家を売却する前には片づけをしておきましょう。

物件を査定してもらうタイミングまでにきれいに掃除や片づけをしておくことで、購入希望者により魅力的に映る物件になるでしょう。

2点目は、査定の時にマイナス評価になってしまうことを避けるためです。
新生活をするときは、新しい住まいだけでなく、好みのインテリアや家具にも楽しさを見出す方も多くいらっしゃるでしょう。
そのため、他人が使っていた家具をそのまま使いたいという方は、あまり多くいらっしゃいません。

家財道具をそのままにしていても査定をしてくれる業者もありますが、基本的に買い手が見つかった後に入居後に不用品として処分されます。
そのため、査定時に「不用品処分費用」としてあらかじめ見積もられることが多いです。

例えば自分で業者を手配し、処分をすれば費用が30万円で済んでいたはずが、そのままにしておいたことで40万円のマイナス評価を受けてしまったケースもあります。
少しでも高く実家を売却するために、あらかじめ片づけをしておくと良いでしょう。

最も身近な処分方法として、地域のごみ捨て場が挙げられます。
ただし、実家の不用品を地域のごみ捨て場で処分する際は、事前に町内会長などの責任者に相談して許可をいただきましょう。
あくまでも町内会が維持や管理、清掃などをしている場所です。

両親は町内会に入会していたとしても、処分しようとしているその子供は部外者であるといった場合もあります。
全く問題ないと感じる人ももちろんいますが、中にはよく思わない方もいらっしゃるでしょう。
事前に許可をもらうことで、トラブルを防止しましょう。

また、「家電リサイクル法」で定められた家電などは、不用品で処分できません。
具体的には、エアコンやテレビ、冷蔵庫や洗濯機が挙げられます。
これらの粗大ごみは不用品として処分できないことに注意しましょう。
事前に役所等に問い合わせて、その不用品が処分可能かどうか、処分方法をしっかり確認しておきましょう。

自分で運び込む必要はありますが、処理センターは行政施設のため、格安で不用品を処分できます。
軽トラックなど不用品をたくさん運搬できる車をレンタルすることで、片づけの処分費用を安く抑えることができます。
地域によって処分の際のルールや費用は異なるので、各自治体に問い合わせるか、ホームページなどで確認しましょう。

比較的新しい家具や家電がある場合は、不用品を売却してお金に換えられる場合があります。
しかし、リサイクルショップまで運ぶことが大変という場合もあるでしょう。
その場合は、出張買取を依頼してみましょう。
高額での買取は少ないため、費用を浮かすという点で検討してみると良いでしょう。

引っ越しを伴う場合は、引っ越し業者にお願いして処分してもらうと良いでしょう。
あくまでも引っ越しが主な作業となるので、同居していた両親が他界した場合などにお願いできるでしょう。
業者によって不用品の処分が可能かどうか異なるので、注意しましょう。

不用品処分業者へ依頼すると、プロにすべてを任せられるので全く手間がかかりません。
一定の費用は掛かってしまいますが、不用品が多い場合でも安心して依頼できます。
業者や地域によって処分費用は異なります。

今回は、実家を売却する前に片付けの必要はあるか解説しました。
売却前に片付けた方が良い理由について理解していただけましたか。

長崎市・時津町・長与町周辺で実家の売却を検討している方は、ぜひ当社にお任せください。
皆様からのお問い合わせをお待ちしております。