住みながら家を売るメリットやデメリットについて解説します！

「家の売却を検討している」
「住みながら家を売ることはできるのかな」
このようにお考えの方も多いと思います。
そこで今回は、住みながら家を売るメリットやデメリットについて解説します。
ぜひ参考にしてみてください。

1つ目は、売却で得たお金を新居の購入費用の一部にできる点です。
住みながら家を売却する場合は、購入希望者が現れ、売買契約が成立するまでは住み続けるケースが多いです。
そのため、家の売却が決まってから実際に引き渡すまでにある程度の期間があるので、売却が決まった後に新居探しができます。

2つ目は、内覧者が実際の生活を参考にできる点です。
住みながら家を売ることで、購入希望者が内覧に来たときに、実際の生活イメージを伝えやすいので、購入後の暮らしを想像しやすくなります。
売主の視点では、その物件の魅力や周辺状況などを実際に生活したからこその観点でアピールできます。
内覧者へ説明する中で、現在使用している家具や調度品へ付加価値がつくこともあります。

3つ目は、家の劣化を抑えられる点です。
家は、人が住んでいるより住んでいない方が、早く劣化してしまうのです。
住みながら家を売ることで、部屋の換気をして空気循環が生まれるので、湿気やカビの繁殖を防げます。
全く人が住んでいないよりも、家の劣化スピードを遅らせられるのです。

空き家にしてしまうと、劣化の進み具合が早くなるだけでなく、それに応じて建物の価値がどんどん落ちていってしまいます。
購入者が見つからない空き家の状態が長く続くと、悪循環に陥ってしまいます。
住みながら家の売却活動を行うことで、家の価値の下落も防止できるのです。

住みながら家を売る大きなデメリットの1つに、内覧スケジュールが大変な点が挙げられます。
住みながら内覧者を迎えることになるので、売却を成功させるためには、内覧のためにスケジュール調整をしなければいけません。
一般的に内覧者が現れた場合、休日を希望されるケースが多いです。
家を売りに出したら、基本的に休日の予定を空けておくといった工夫が必要です。

住みながら家を売る2つ目のデメリットとして、生活感が出て売却から遠ざかってしまう点が挙げられます。
内覧の時には、内覧者にどれだけ良い印象を与えられるかが大切です。
多くの内覧者が、全体的に雰囲気は良いか、すなわちパッと見の印象が不快に感じないか、ということを重視しています。

住みながら家を売る際には、どうしても生活感が出てしまい、この生活感を不快に感じてしまう方もいらっしゃいます。
できる限り整理整頓や掃除をしっかり行い、内覧の際に良い印象を持ってもらえるようにしましょう。

住みながら家を売る際には、気をつけるべきポイントが2つあります。
それぞれのポイントについて、一緒に見ていきましょう。

1つ目のポイントは、内覧に備えてあらかじめ整理整頓をしておくことです。
住みながら家を売る場合、購入希望者が内覧に来た際に、隅々まで観察しにくいといった問題点があります。
売却活動が始まった段階で、しっかりと整理整頓しておくことが大切です。

もちろん、生活に必要な最低限の家具や家電は残しておかなければいけません。
しかし、売却を始めた段階で、不用品や粗大ごみになり得るものがある場合、徐々に減らしておくことで、購入希望者が内覧しやすくなります。

また、内覧日当日にはきれいに掃除をしておき、生活感をなるべく感じさせないような工夫が必要です。
例えば、洗濯物や日用品が目に見える場所にあると生活感を感じやすいので、片付けておきましょう。

2つ目のポイントは、売却の進行状況に応じて、新居や仮住いを手配しておくことです。
住みながら家探しを行うと、新居の手配が問題になることがあります。
売却活動の進捗状況に応じて、新居や仮住いを探しておきましょう。

仮住いを探す際は、あらかじめ複数の候補物件を見つけておくことが大切です。
自分が良いなと感じていた住まいを、他の方に先を越されて契約されてしまうことは珍しくないからです。
このような場合は、新しい候補物件を探して補充し、常に2件から3件ほど候補物件をキープしておくことで、売却活動が急に進行した場合にも短期間で契約できる可能性が高くなります。

今回は、住みながら家を売るメリットやデメリットについて解説しました。
住みながら家の売却をすることには、売却資金を新居の購入費用にできたり、内覧者に実際のイメージを想像してもらいやすくなったりするメリットがあります。
しかし、内覧時のスケジュール調整や、生活感が出てしまう点はデメリットです。
いくつかのポイントに気をつけて、売却活動を行うことが大切です。
長崎市・時津町・長与町周辺で家の売却を検討している方は、ぜひ当社にお任せください。