ローンが残っている家を売るには？方法と注意点を紹介します！

長崎市・時津町・長与町周辺で、住宅ローンについてお悩みの方は多いと思います。
今回は、住宅ローンが残っていても家を売ることはできるのかといったことや、家を売るときにオーバーローンだった場合の対処法、ローン中の家を売るときの注意点について紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。

その家にずっと住み続けられれば、住宅に関して気にすることは少ないでしょう。
しかし、転勤などの理由により住宅ローンを完済していないのに、家を売却しなければいけない場合があります。

基本的に、住宅ローンを支払い終わっていない物件の売却はできません。
なぜなら、まだ借りたお金の支払いをしている最中であることと、その物件の抵当権は融資をした金融機関にあるからです。
そのため、基本的にはローンを完済してから家を売却します。

ただし、家を売却する場合、売却代金で残りの住宅ローンを支払えることがあります。
そのため、残りの住宅ローンを把握することが重要になります。

また、売却資金と自己資産で残りの住宅ローンの支払いができない場合を、オーバーローンと呼びます。
この場合は、足りない部分を違う形で補填しなければいけません。

例えば、住み替えローンを利用する方法が挙げられます。
条件によっては、新たにローンを組んで住宅を購入する際に、これまでのローンと新たなローンを一本化できる場合があるのです。
ただし、借入金額が大きいと審査が厳しくなるといったデメリットもあるため、慎重に検討する必要があります。

前項で、オーバーローンとはどういった状態かをお伝えしました。
そこで続いては、オーバーローン時に有効な2つの対処法をご紹介します。

1つ目は、貯金などで残高を返済する方法です。
オーバーローンでも、貯金を利用して住宅ローンの返済が可能であれば、売却はできます。
貯金を返済に充てる場合は、事前に返済方法を相談するようにしましょう。

また、売却には費用がかかることも忘れないようにしましょう。
不動産の売却の際には、売却代金の3.5%程度の費用がかかるので注意が必要です。

この際に、仲介手数料が大きくかかります。
仲介手数料の他にも、媒介契約書に張り付けるための印紙税、抵当権抹消の登録免許税、司法書士手数料などがかかります。

手数料も事前に見込みに入れておくと良いでしょう。

2つ目は、住み替えローンを利用することです。
住み替えローンとは、今までの住宅ローン残債を、新しい物件を購入する際に借りる住宅ローンに上乗せすることです。

住み替えローンを利用すると、オーバーローンの際でも抵当権を外せます。

しかし、住み替えローンの審査は厳しく、借りられないケースが多いでしょう。
この住み替えローンを借りるためには、安定した収入を得ていることの証明をする必要があります。
特に、大企業の社員や公務員などは借りられる確率が高く、条件も良いですが、それ以外の方の借り入れは厳しいかもしれません。

1つ目は、不動産会社選びを間違えないことです。
特に、販売力の高い不動産会社と契約を結ぶようにしましょう。
なぜなら、家を高く売る為です。

特に、売却業に力を入れている不動産会社と契約することで高い売却益が期待できます。
なぜなら、高値で売却ができるノウハウを知り尽くしているからです。

また、不動産会社ごとに売却の得意と不得意があります。
例えば、一軒家の売却が得意な不動産会社やマンションの売却が不得意な不動産会社などがあります。

自分の住んでいる家が一軒家なのかマンションなのかで売却をお願いする不動産会社を決めることで、より売却利益を上げられます。

2つ目は、売却にかかる費用の把握をしておくことです。
売却の際にかかる費用として、仲介手数料、印紙税、抵当権抹消費用などが挙げられます。

これらの追加でかかる費用を正しく把握していないと、住宅ローンの完済ができない場合があります。
想定外の出費はなるべく避けるように気をつけましょう。
また、引っ越し費用も掛かる為、忘れないようにしましょう。

3つ目は、税金対策は特別控除を利用して行うことです。
税金対策は重要ですが、素人には難しい部分も多いでしょう。

マイホームを売却した際には、最高3000万円まで控除が可能な「居住用財産を譲渡した場合の3000万円の特別控除の特例」が利用できます。
これは、売却益が3000万円以下であれば、譲渡所得税の課税対象にならないという特例になります。

今回は、住宅ローンが残っていても家を売ることはできるのか、家を売るときにオーバーローンのだった場合の対処法、ローン中の家を売るときの注意点について紹介しました。
この記事が少しでも役に立つと幸いです。
また、長崎市・時津町・長与町周辺にお住いの方はぜひお問い合わせください。